博士(工学)神戸大・院・自然科学 教授
専門分野 | 機械工学(流体工学、熱工学) |
研究課題/長期 | 混相流の流動特性、熱流体の数値シミュレーション |
研究課題/短期 | オリフィスを通過する気液二相流における騒音発生、 各種流れの可視化と画像計測、数値シミュレーションソフトによる熱流体解析 |
研究テーマ 混相流および熱流体工学に関する研究
本研究室では気体と液体が混在して流れる混相流の流動特性を明らかにすることをメインテーマにして研究を行っています。また、PHOENICSという熱流体計算ソフトを用いて数値シミュレーションを行い、熱や流体の流れに関する研究を行っています。さら に、それらの流れを可視化することにより、現象を把握しています。
数値シミュレーションでは単に計算することだけに終わらず、実験結果との対比を必ず行ってその有効性を確かめ、その後に実験が困難な条件やパラメータを多くしてシミュレーション対象の特性を見つけるようにしています。
学生には自分の研究テーマに対して、何が問題となっているかを認識し、それに対処していく能力を身につけてもらうようにしてい ます。また、学部教育では教員から講義されていることを受け身で得ていた訳ですが、大学院では受け身ではなく、能動的に学修・ 研究に励んでもらうようにしています。それに対して私から適宜アドバイスを行い、さらに発展できるようにしています。
なお、現在行っている主な研究テーマは以下の通りです
- 気液二相流の分流特性
- 気泡により発生する音響に関する研究
- 画像処理を用いた大気泡周りの液相速度計測
- 非等温噴流の流れの可視化と数値シミュレーション
- LED照明の排熱シミュレーション